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日経MJ掲載 俳優流プレゼン術で表現力アップ 別役慎司

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あなたの人生を変えるコラム 2015年7月アーカイブ

理不尽な魅了



ガイ・カワサキという、元アップルのエバンジェリストの本「人を魅了する(Enchantment)」を読みました。

ということで、「魅了する」ということについて、話をしたいと思います。

魅了する、ということは、つまり人を惹きつける、人を動かすということですね。
本のタイトルからして、原語から違う日本語当てられていますが、
これも日本式の惹きつけ方です。
映画「Frozen」は「アナと雪の女王」となり、

ガイ・カワサキの別の本では「The Art of the Start」が「完全網羅 起業成功マニュアル」とまで変えられています。

こうした国民性による違いもあります。

 

理不尽な魅了

「魅了」というのは、ちょっと歪んだところがあって、

正しいことをしていれば人が魅了できる、

真実を話していれば人が魅了できる、

すごい人が伝えれば魅了できる、

というわけでもないんですね。

確かに、上記は魅了する上で大きな要素ですが、

人の道理に外れたことや、嘘、欺瞞も充分人を魅了してしまいます。

人って、そんなに理性的に賢く判断していません。

影響を受けてしまう要素ってたくさんあります。
 

服装や肩書き、評判(捏造されているかもしれないのに)、口コミ、空間演出
など、なんにでも騙されます。


 

理不尽さと理屈をミックスして

人は大した理由で動くわけでもないのに、

人を動かすのはとても大変です。
特に、金銭が絡むことになったら、人の動きは厄介になります。

人を魅了させるためには、理不尽な影響要因も念頭に置きながら

しっかりと自分の軸を持って誠実に接していく必要があります。

真面目になりすぎるのもよくないですね。
正しいことをしていれば、人はいつか気づいてくれる
なんて希望的観測を持っていても、なかなか人は気づいてくれません。

理不尽さと理屈をミックスしつつ、

自分の視点だけにならず、相手の視点に立って考えましょう。
相手の視点に立った上で、自己の魅力を外に発信していくことが必要です。


人を魅了させるには


演劇トレーニングがビジネストレーニングに 日本への流入

日本の演劇的ビジネストレーニング

演劇的なトレーニングがビジネス教育のなかに入ってきたのは、最近のことですが、

先駆者の人たちは昔から研究し、地道に普及に向けて努力していました。

大きな流れが二つあり、

一つはヴァイオラ・スポーリンやキース・ジョンストンなど、海外のインプロが流入したケース

インプロジャパンとか、インプロモーティブとか、メニーアビリティとかは全部この流れです。
これらのメソッドは、そもそもプロの俳優を育てるトレーニングとは異なり、教育的です。

ヴァイオラ・スポーリンはシアターゲームの元祖ですが、子供たちに提供することを最初から中核に置いていました。


もう一つが、世界のプロ俳優を育てるトレーニングから応用したケース
まさしく、ぼくのケースであり、他にありません。

ぼく自身も、演劇教育の世界を様々勉強してきましたが、大人に提供するのであれば、

プロ俳優を育てるトレーニングから応用するのが最も効果的だと認識しています。
 

子供のためのメソッドか、プロを育てるメソッドかで大きく異なる

演劇教育と演劇には、大きな隔たりがあるように、

元々教育として演劇の仕組みを応用したメソッドと、

俳優訓練として確立されているものを応用したメソッドとでは、やはり違いがあります

ぼくも、子供たちへの演劇教育を推進する立場にありますが、

そういう場合は、ヴァイオラ・スポーリンを多いに役立てます。

企業研修などの場合は、大人に合わせた設計が必要になります。

ピッタリと受講者のニーズにマッチしたプログラムを作れるかも、
講師側としてとても大切だと思います。

本物のプレゼンテーション力を鍛えさせようとするなら、
プロ俳優を育てるメソッドでないと、本物の力は備わりません。
社会人としてのコミュニケーションを磨かせるのであれば、

子供向けの演劇教育の応用化では、限度があります。
 

これからが楽しみな俳優訓練の可能性

アメリカやイギリス、オーストラリアでは、ビジネスパーソンが俳優講師から学ぶという機会がもっと多く、
日本の講師とは異なり、ぼくのように本当にプロの俳優を育てている講師が教えるケースが多いです。

だから、有名な演劇学校では、ビジネスコースを持つことが出来ます。

日本の場合、プロの俳優を育てている現役講師が、ビジネストレーニングを教えるのは実に稀ですが、

今後はどんどん名物講師が生まれるかもしれませんね。


演劇教育に関する膨大な資料

 


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