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殻を破らせる新入社員研修の秘訣『ビジネスインプロ研修』

株式会社ASCEND FEATHER代表の別役です。
理想的な研修とは、体験させて気づかせることができるものであり、演劇的手法は全ての長所を持っていると説明しました。
今回は、具体的に私が行っている事例を一つ紹介しましょう。
それが「ビジネスインプロ」と呼んでいるものです。

インプロとは即興という意味です。人生も即興であれば、ビジネスも即興です。
理論ばかり頭に入れていても通用しませんし、予測不能の未来に対して準備ばかりしていても本番では対応できません。即興は可能性の宝庫なのです。
 

ビジネスインプロ研修 「ビジネスゲーム」の実例

 

「ビジネスインプロ研修」では、様々な即興ワークをやってもらいます。
ビジネスゲームと呼んでいるゲーム形式のワークです。
(私が1000種類以上のシアターゲームから、ビジネス向けにピックアップして改良したものですので、他社のインプロワークとは異なります)
例えば「Oh,Balls!」というビジネスゲーム。
これは円になってキャッチボールするゲームなのですが、ボールを投げるときにアイコンタクトを取ってから投げます。もしボールが床に落ちてしまったら、全員でボールを指さしてそのボールの色を叫びます。
 
このようなゲームになんの意味があるのだろう?と思うかもしれませんが、その意味は徐々にわかってきます。この「Oh,Balls!」というゲームはコミュニケーションとチームワークのゲームです。
 
ボールが1個であれば、ほとんど落とすこともなくボール回しをすることが出来ますが、ボールが2個になったらどうでしょう? 3個になったらどうでしょう? ボールを落とすミスが増えてきます。
 
そのミスはなぜ生まれるのでしょうか?
・複数のボールを意識することが出来ていない
・集中力が切れてきた
・アイコンタクトが出来ていない
 
まず、アイコンタクトという基本的なことが出来ていないと、うまくパス回しをすることが出来ません。仕事上での伝達が、メールばかりになっていて、うまくコミュニケーションが出来ていないことを思い出す受講者もいるかもしれません。
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後半になると、私は「皆さん、ボールとはなんでしょうか?」と問いかけます。
受講者たちは考えます。
 
ボールは「仕事」を現しています。人は、一つのことに集中することは得意ですが、複数になるとマルチタスクをこなす集中力と広い視野が必要になります。仕事も、複数の案件を回すことになると、てんやわんやになってきます。そのとき、仕事をうまく回すためには、このゲームのようにしっかりとアイコンタクトを取ることと(チームメンバーを意識すること)、目配り気配りが重要になります。
こうしたことをゲームから学ぶのです。
 
また、私は「なぜボールを落としたとき、みんなで指さしてボールの色を叫ぶのでしょう?」と問いかけます。
受講者たちは考えます。いろいろな意見が出ます。多くが気づいているな、という素晴らしい意見です。
 
それは、ミスがあってもカバーするぞというチームの意識であり、あなたを孤独にさせません、ちゃんと目配り気配りしていますよというサインなのです。このように、チームワークとコミュニケーションを体験的に学びます。
 
受講者は「コミュニケーションは大切ですよ」「チームワークは大切ですよ」と、通り一遍のことをいわれるわけでもなく、小難しい理論を頭に詰め込むわけでもなく、体験から自ら見つけ出すことが出来ます。そして、楽しいゲームを通して学び取っているので、現場では思い出すだけです。
一方的なメールでの依頼で意思疎通にズレが生じたとき、「あぁ、ちゃんとアイコンタクトが出来ていなかったな」と反省するかもしれません。
複数の仕事に追われて、ミスも増え、現場が殺伐としているとき、「あぁ、目配り配りができていないな」「自分だけが忙しいんじゃない。ボールの声かけを思い出そう」と振り返るかもしれません。
 

ビジネスゲームの気づきと落としどころ


 この「Oh, Balls!」というビジネスゲームは一例です。他にもたくさんあり、それぞれ気づきやビジネスの落としどころが違います。
 
私が教えているビジネスインプロ研修は、
・体験から気づきを得られる
・スキルアップする

という2大メリットがあるのです。
 
いかがでしょうか? 現場で絶賛されている理由が少しわかってもらえたのではないでしょうか。次回も、また違ったタイプの具体例をご紹介しましょう。
 

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