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劇作家流ストーリーテリングの極意②~背景を語る~
ストーリーテリングの際には、必要最低限の背景となる情報を示しておく必要があります。
「昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました」と昔話では語られますが、
これも時・場所・人物を、短く伝えて、聞き手に背景をまずイメージさせています。
人間は、よくわからないこと、引っかかっていることがある状態で集中して聞くことは出来ません。
突然、「柴刈りに行った人と、川に洗濯に行った人がいて、川に洗濯に行った人が川で桃を拾いました」
といわれても、なんだかイメージできなくて、集中して聞けないのです。
色んな疑問が沸いてきてしまいます。
ストーリーテリングでも同様に、変な疑問で引っかかってしまわないように、
必要最低限の情報を伝えておく必要があります。
例えば、「もう5年くらい前かな、まだ震災にも遭っていないとき、岩手の陸前高田に行ったんですよ。
私と、ジェームズ・マッコイという日本語の達者な英語教師とです。8月の真夏、一週間の休みを使って、現地で英会話教室を開けるか視察するために。まぁ、半分は観光目的だったんですが。」
という風に、時・場所・人物・目的・経緯などをなるべくさらっと説明します。
あまりイントロダクションにくどくど時間は取りたくないので、
さらっとしつつ、充分な量の情報を伝えるのがコツです。
時期や場所、人の名前などはなるべく正確に伝えるべきですが、覚えていないのであれば、上記のように少しぼかして喋っても構いません。
正確であれば、リアリティが増しますが、嘘をついてまで細かく描写してはいけません。
まず、聞き手が、安心して、変な疑問を抱かずに話を聞ける状態をつくりましょう。
おそらく、上記の例の場合、ジェームズ・マッコイという人物が、聞き手にとって謎なので、
ストーリーの序盤で、もっと情報を加えておいてほうがいいでしょう。
聞き手が、あなたのこともジェームズ・マッコイのこともよく知っているのであれば、
改めて細かく説明する必要はありませんが、パブリックスピーキングの形であれば、
(株式会社ASCEND FEATHER) 2014年7月30日 09:51