個人向けプログラム
殻破りインプロ(一般向)
女優インプロ(女性向)
劇的なスピーチ(個人向)
劇的なプレゼン(個人向)
個人レッスン(個人向) 劇作家流ストーリーテリング(個人向)
法人向けプログラム
法人研修プラン
会社まるごと変革計画
劇的な会議
専門ロールプレイヤー派遣 劇的なプレゼンforアントレプレナー トップ営業マンの暗黙知可視化

よくある質問
トレーニング・セミナーの様子を動画でご紹介
 

linebannerside.jpg
 
【著書】




【動画チャンネル】
フジサンケイイノベーションズアイ「ビジネスTV」プレゼンの奥義
【公開プレゼン】
Amazing7 プレゼン 即興力で人生を切り開け 別役慎司
【Eラーニング】
 動画で学ぶパブリックスピーキング講座 動画で学ぶスピーチ&プレゼン術
【取材・掲載記事】
イノベーションズアイ取材記事
nikkeibusiness_sidebar.jpg

日経MJ掲載 俳優流プレゼン術で表現力アップ 別役慎司

フジサンケイビジネスアイ新聞掲載
yahooニュース掲載、RBB TODAY、goo、mixi、Mobage、infoseekなど
住友化学社報のメイン特集としてカラー3p掲載
DODAキャリアコンパス記事協力 電話恐怖症克服
DODAキャリアコンパス記事協力 デキる社会人は演技を学ぶ!? 話題の「インプロ」が仕事に役立つ5つの理由

DMM講演依頼 別役慎司

福利厚生倶楽部リロクラブ

HOME > あなたの人生を変えるコラム

あなたの人生を変えるコラム

即興スピーチを使った、画期的英語学習法

最近、英語を真剣に学び直そうとしていますが、

スピーチ英語学習法」というものを考案しました。

やっぱり大事なのはアウトプットですよ。

いくら単語や熟語を覚えたところで、いざ会話になったら100分の1も駆使できない。

そうではないですか?

 

自分の口から喋ったこともない単語や熟語を、会話の時に使うのは無理があります。

ぼくだったら、例え思い出したとしても、間違っているかもしれないという不安から無難な表現に置きかえてしまいます。

また、自分の頭の中で話したいと思ったことを、

できるだけ正しく英語としてアウトプットできなければ意味がありません。

英語学習の本の例文をいくら暗記しても、それらが自分の頭の中で、
日本語としてすら到底思い浮かびもしないものであれば使い道はありません。

やはり人には人の語彙があるものです。

そして、日本語で思った内容を、英語に正しく変換するのは大変です。

この「スピーチ英語学習法」は、アウトプットの力を養うだけでなく、

とても効率よく、自分の語彙に即した英語の学習になります。


やりかたはこうです。(ちょっと難しいですよ)
 

①テレビを付けて、出た画面からテーマを抽出する。

②スマホのヴォイスレコーダーアプリを使って、日本語の即興スピーチ(1~2分程度)を行い、それを録音する。

③その録音されたスピーチ内容に合わせて、英文に変換します。その際、アルクの「英辞郎」を使って、ちょっとでも不安や疑問がある場合は調べます。

④完成された英文を、口に出して読みます。

⑤英文を見ずに、スピーチをするように、口に出して喋ります。

これ、実に画期的で、学習効果抜群だと思います。

意外に、自分の話している日本語って、英語にするのは難しいものですね。

 

例えば、「怒りをぶつける」とか、「季節感」とか、

日本語であればなんの違和感もなく普通に使いますけど、いざ英語で考えると、

なんていったらいいかわかりません。
 

間違っているかもしれないという不安で喋れないものだから、丁寧に調べ上げます。

そうすれば、これからアウトプットするときには自信を持って使えます。

(更に英語圏の方に添削してもらえると尚いいです!)

日本語で即興的にスピーチしているので、結構自分が普段使う言葉遣いになります。

これがとても学びになります。まさに盲点を突かれたように気づきます。

この方法であれば、日常会話からディスカッションまで強くなります。


英語学習のお薦めアウトプット


インターネットは魔法の鏡だが、支配されてはいけない

現代の魔法の鏡は、全世界でほとんど誰もが持つことができるものになっています。

それは「インターネット」。

魔法の鏡は、パソコンだけでなく、持ち運び便利なタブレットや携帯にも広がり、

今後は時計や眼鏡にもビルトインされ、あらゆる人間の行動面に影響を及ぼそうとしています。

魔法の鏡は便利なものです。

しかし、それは狡猾にわたしたちを騙しています。

わたしたちに、情報を与えるだけではありません。

わたしたちは、魔法の鏡を通して、次の行動を考え、目的を持ち、夢を持ち、価値観を変えています。

目的を持って、ツールとして魔法の鏡を使う時代は終わり、

魔法の鏡を通して、目的も見つけ、人生そのものが魔法の鏡とともに作るものになっています。

自分自身をよく知らず、目的も持たず、ただ魔法の鏡を毎日見つめて生きている人のなんと多いことでしょう!

特に若い人たちは、魔法の鏡を通して、友達をつくり、コミュニケーションを取っています。

それが彼らの世界であり、彼らの全てとさえなっているのです。

中毒のように、インターネット漬けになり、その世界をさまよいます。


便利であれば、善だと正当化されてしまう現代。

実は狡猾に騙されていることに気づくべきです。

かといって、魔法の鏡が現代社会の基盤となっている以上、付き合いは避けられません。

大事なのは、魔法の鏡が自分の起点であり学校であり、社会にならないようにし、

自分自身をしっかり軸に持って、その上でツールとして利用することです。
魔法の鏡に利用されてはいけません。



Queenmirror.jpg

 


なににおいても楽しむことを忘れないようにせよ

緊張に対処するには「身体面」と「精神面」双方のアプローチが必要です。

身体面でいえば、ストレッチをしたりムーヴメントをするなどで、

身体の緊張をほぐしたり、意識的にコントロールできるようにトレーニングします。

精神面でいえば、失敗を考えないとか、成功するイメージを持つとかですが、

人によって、状況によって、ピッタリ合うものが違うでしょう。

しかし、どんなときでも忘れないでいてほしいのが「楽しむ」ということです。

楽しむということを心がけるだけでパフォーマンスが変わります。

プレゼンにおいても、この心がけだけで、ほどよくリラックスし、

エネルギーが湧き出て、表情が豊かになるものです。


ビジネス展開においても同様のことがいえます。

多方面で、たくさんの事業を成し遂げてきたという人は、

ビジネス展開の面白さにワクワクして情熱を注いでいるように見えます。

人はすぐ損得勘定や、ネガティブな条件付け(しかし資金が足りないなど)
をしてしまい、創造のエネルギーに水を差してしまいがちです。

もっと純粋に、「こんな風になったら面白い」「こんなことが出来たら新しい」
「こんな展開になったら最高」という風に、お金や細かいことなど考えずに、

新しいビジネスに取り組めばいいのです。

これも楽しむということです。


ビジネスやプレゼンは、楽しむことを忘れない


イギリスでは俳優メソッドをビジネスに応用することが王立の演劇学校レベルで行われている

日本では、俳優メソッドをビジネストレーニングに生かすということが、なかなか理解してもらえません。

非常に進んだ試みとして見られていますが、イギリスでは、これが高度な形で実践されています。

Royal Central School of Speech and Dramaという、数々の俳優を生み出している超名門校があります。

イギリスで舞台を観るときには、パンフレットを買ってみてください。

そこには俳優の出身演劇学校が載っていますが、このRoyal Centralは至る所に出てきます。

そしてこの学校は2005年に、なんとUniversity of Londonのカレッジの一つになりました。

演劇学校に行きながら、ロンドン大学の学位も取れてしまうのです。

(本気でMAを取りに行きたいと今思っています。)

この学校のサイトには、ビジネストレーニングのページもあります。

この画像をご覧下さい。随分本格的に、俳優トレーニングがビジネスに取り入れられているのがわかります。

Royal Central School of Speech and Drama

「なぜ俳優トレーニングなのか?」ということが書かれていますね。
訳しますと、

俳優の最もパワフルなツールとは、影響力があり、自信がある、本物のコミュニケーションです。コミュニケーションをするパワーは、パフォーマンスの中核なのです。ビジネスにおける、強い影響力ある声・スピーチ・プレゼンテーション・コミュニケーションといった技術は、まさしく俳優のパフォーマンスと同じフレームワークです。すなわち、個人は聞き手の注意を掴まなければいけませんし、言葉によって感情的にも知的にも繋がらないといけませんし、聞き手と調和を築き、インパクトを与えなければいけません。私たち専門の教師が、最高のビジネスパフォーマンスをもたらせるように導きます。

という風に書いてあります。

また、こちらの画像をご覧下さい。
イギリスの俳優メソッドのビジネストレーニング化は進んでいる

俳優メソッドが、どれだけ広範囲にわたるビジネスに役立てるか、信用してもらえるのではないでしょうか。

特に、コミュニケーション、プレゼンテーション、リーダーシップ、チームビルディングに有効なのですが、

ロンドン大学であり、王立演劇学校である、Royal Central School of Speech and Dramaでも高度なレベルで

研究および実践がされています。

そして、日本ではこっちの演劇学校が有名なのですが、こちらも超名門通称RADA(Royal Academy of Dramatic Arts)。

英国王立演劇学校です。RADAでもやっていました。ビジネストレーニング。

やはりここでもコミュニケーションやチームビルディングが謳われています。

RADA英国王立演劇学校でも
RADAの場合は専門のページも出来ています。

http://www.radaenterprises.org/
とてつもなく研究が進んでいますね。

早く、日本でも目を付けてほしいものです。


日経MJ掲載「俳優流プレゼン術」の原文を紹介

大変大きな反響で、中国語版の依頼も入った日経MJ掲載「俳優流プレゼン術で表現力アップ」ですが、

誌面の都合で編集されていますので、完全版の原文を掲載いたします。
 

「俳優流 勝つプレゼン術」 別役慎司


 日本人のプレゼンが総じて下手だとか退屈するだとかいわれるのは、「表現力」について学んでいないことが主たる原因です。事前準備にいくら時間をかけても、スライド作成にいくら凝っても、表現力を磨かなければその場をやり過ごすだけの無難なプレゼンに終わることでしょう。人に何かを伝え、人の心を動かすことをミッションとするならば、表現力について目を向けなければいけません。
 表現といえば、俳優がいい例です。ビジネスの場においても、俳優のように、自分の身体や表情、五感やエネルギーを使って人に伝えることを意識すれば、聞き手を退屈させることなく、あなたはこれまで以上の成果を手にするでしょう。

 今回は、「目線」「声」「ジェスチャー」の3つについて、俳優流の勝つプレゼン術を伝授いたします。
 まず目線。多くの方が、手元の資料やパワーポイントのスライドばかり見ています。想像してください。俳優が、手に台本を持って演じていたら、あるいはスクリーンに映した台詞を読みながら演じていたら、あなたは観ていたいと思うでしょうか。当然ながら惹きつけられるわけがありません。これと同じことを多くの方はしています。
 なるべく聞き手に目線を向けなければいけません。プレゼンは舞台であり、あなたはそこに立つ主演俳優なのです。この自覚によって、あなたのプレゼンは変貌します。
 スライドに注目させたいときは、スライドを見て構いません。あなたの見ている先を聞き手も同じように見ます。あなたが聞き手に顔を向ければ、彼らはあなたの顔を見てくれます。自分に注目させたいときは、聞き手を見て、目線を送ってください。
 目線の送り方にルールはありませんが、まんべんなく見ることです。前も後ろも右も左も。誰かを置き去りにすれば、孤独感を感じさせてしまい、あなたのプレゼンは注目されなくなります。

 次に声です。ただ原稿を読み上げるだけになっていないでしょうか。抑揚がなく、棒読みで説明されても、聞き手は退屈するだけです。俳優ならではの話し方テクニックはたくさんありますが、今すぐ実践してほしいのは、声を飛ばすということです。目線と合わせて、声を聞き手に届けてください。会場の2倍くらいの広さを意識して、声を出すのがちょうどいいくらいです。
 声とともに伝えたい情報が聞き手まで飛んでいくわけですが、そのときにただ情報を声に乗せるのではなく、感情も乗せることです。例えば新企画のプレゼンであれば、期待やワクワク感、自信も声に乗せるのです。もちろん表情も伴います。ただ情報を読み上げるだけのプレゼンは早く卒業しましょう。

 最後にジェスチャーについて。多くの方は、身振り手振りが苦手です。そして資料を持ち、パソコンを操作することで、更に身振り手振りを封じます。まずは資料を置いてください。台本を持ったまま演じる俳優にならないようにしてください。
 基本的な身振り手振りというのは、手を上下左右に動かすだけです。両手を同時に動かす時もあれば片手だけ動かす時もあるという程度で、なにも特別な技術は必要ありません。手の平は斜め上に向けた方がいいでしょう。手の平を下に向けると、命令的になります。単純な動作の繰り返しは飽きさせてしまうので、この基本動作に、時折、拳を握ったり、スライドを手で指し示したり、別の動作を混ぜます。
 注意すべきは、身振り手振りがあなたの話している内容と連動していることです。内容と連動せずに、ただ大きく手を動かしても、胡散臭く見えるだけです。自然体でなければいけません。最初は、大きく動かしすぎかなと思うかもしれませんが、ビデオに撮って見てみてください。思ったよりも動きが小さいはずです。

日経MJ掲載 身振り手振り ジェスチャー

 そして、日本人が苦手なウォーキングも重要です。日本人は一カ所に止まって、ほとんど動きませんが、外国人は(TEDトークなどを見てもわかるように)よく歩きます。それは、退屈させないためにもとても有効なのです。
 図をご覧のように、歩くことで、聞き手との距離感が変化し、聞き手から見える顔の角度も変わります。話し手を目で追うことによって、視界も変わり、首も動きます。退屈させないためには、単調さに陥らず、適度に動きを入れることが鍵となります。常に歩く必要はありません。私の場合は、止まっているとき、歩いているとき、それらの動作全てを、話している内容と連動させています。

ウォーキングで退屈させない

 目線・声・ジェスチャー、全てに通じる重要な要素があります。ほとんどの方がその重要な要素をまったく意識すらしていません。それは「エネルギー」です。感情や意志、イメージはエネルギーとなって、あなたの目や声、そして全身から発せられています。手元資料やスライドばかり見るのは、エネルギーをそこにしか向けていないことを意味します。退屈で人の心を動かさないプレゼンになるのは当然です。

 私は俳優として舞台に立つときも、セミナーや研修を行うときも、共通してエネルギーを発しています。このエネルギーが、聞き手の心をつかみ、強い印象や感銘を与え、新たな行動へと導くのです。あなたの身体全体が、エネルギーの発信局だと思ってください。
目に見えるものばかりにとらわれないでください。目に見えない感情やエネルギー、想像力にこそ、人を動かすパワーがあります。それらを目線や、声、ジェスチャーに込めるのです。

 エネルギーを使え 全身がエネルギーの発信局である

【告知】4/30付日経MJに、コラム掲載されます

日経MJの「学ぶ磨く」企画にて、私の記事が掲載されます。
俳優流のプレゼン術について、フルカラー写真付きで載りますので、
お近くの駅売店やコンビニなどでお求め下さい。
発売日は4/30です。

日本のプレゼンは学芸会のようなもの

スティーブ・ジョブズのプレゼンは、全てにわたり演出が施されています。
特に「驚き」をもたらす仕掛けに留意していました。

それは新商品のインパクトを与えなければいけなかったからです。

同様に、通常のプレゼンテーションにおいても、相手の期待をいい意味で裏切る
なんらかの驚きや感心を与えようとするべき
です。

筋も内容も最初からわかっているお芝居は退屈ですし、

感情的に変化のないお芝居は、心に残りません。

演劇と同じように思考してください。

日本人の多くのビジネスプレゼンは、演劇に例えれば、
ほとんど何も考えずにやっている学芸会のようなものです。

(ただし、パワーポイントという小道具を使うことにかけては成熟しています)

学芸会レベルのプレゼンを向上させるのには、

学芸会レベルの理論では無理ですし、いきなりプロ級の理論を本で読んでも無理です。

トレーニングが必要になりますが、役に立たないプレゼン研修でお金と時間をかける必要はありません。
ちゃんと役に立つトレーニングを受ければいいだけです。

そうすれば隔週ペースで学んでも、半年あれば、かなりのレベルになってきます。

プレゼンテーション


新入社員研修に、ビジネスゲームや演劇を取り入れたら、こんなに差がついた

春は新入社員研修の時期です。
私も、新入社員研修を受け持ちますが、まだまだ保守的な考えが横行している今日、

インプロトレーニングを研修に取り入れるという英断を下した企業は本当に素晴らしいと思います。

4/2,3に指導した、某製造業の新入社員研修では11名の高卒技能職が対象でした。

入社して二日目ということもありますが、それにしても真面目でおとなしく、個性がない印象。

受け身で、与えられたことはやっても、それ以外には応用が効かないという様子。

一日目は、ビジネスゲームを半日ガンガンやりました。

やはり知識ではなく、体験が大切。体験を通して、気づくことが多く、根が真面目なだけにすぐに気づきを吸収していました。

また、楽しむことすらはばかっていた空気も徐々に解け、お互いにコミュニケーションを取り、チームワークを発揮できるようになっていきました。

これが理論中心の研修であれば、このような目に見える変化は感じ取れないでしょう。
 

一日目のラストには別役版白熱教室を。
熱い議論をしたかったところですが、皆堅実派で、悪くいえば「会社の優れた歯車になりたい」という感じでした。

二日目は、一日演劇作り。

既存の研修観に支配されていれば、演劇をすることにどれだけ意義があるかわからないでしょう。

しかし、パワポなどで講義をするよりも、圧倒的に知識が染みこみ、遥かに研修効果を上げるのです。
それは社内の人事の方が見て、「え? こんな子だったの?」と認識をすり替えられるほどです。

今回は製造業ということで、会議術、5S、QCD、PDCA、ほうれんそう、チームワーク、対象意識というものを入れ込みました。

それらを全て、頭で理解するのではなく、演劇を作るプロセスの中で、体験として否が応でも実感するのです。

だから理解度が違います。

小道具作り、衣裳作りの際には、限られた予算で納期に合わせて、品質にこだわりながら製作しなければなりません。

物があふれかえるので、整理整頓も考えないといけないですし、小道具班と衣裳班の連携・協力も必要です。

そして彼らにとってとても大きいのは、同期の人たちと固い絆が結ばれることです。

体験型研修はこれだから強い。

一人ひとりの個性が発現して、全体の力になる様子が見て取れました。

最後の演劇発表はとても良かったです。

ある意味「会社の歯車でいい」と思ってた受講生たちですが、
自分に制限を設けず、チャレンジすることの大切さを学んだ、という声が結構ありました。

新入社員研修に演劇やビジネスゲームを取り入れる
 


ゲーミフィケーションとシアターゲーム

いわゆる、鬼ごっこやテレビゲームなどの、遊びを超えて、

ビジネスにゲームを生かしているのが「ゲーミフィケーション」です。

最近はゲーミフィケーションに関する本も増えています。

ゲーム性を教育に生かすという試みでしたら、俳優訓練の歴史ほうが

ビジネスのゲーミフィケーションより遥かに長いし、徹底的に研究されていると思います。

私が中心となって日本の演劇界に取り入れたシアターゲームは、

素材を当たれば数百種類、いや千種類を超える量です。

シアターゲームは、ゲームごとにルールが違い、また伸ばす人間力も異なります。

集中力を育てるゲーム、

判断力を育てるゲーム、

コミュニケーション力を育てるゲーム、
などたくさんあるので、私は総じて「人間力を鍛えることが出来る」といっています。

ある意味、ゲームは万能のツールなのです。

創意工夫次第で、色々なゲームが出来上がります。

私自身も、オリジナルのゲームをたくさん生み出してきましたし、

ゲームを行っている最中に新しいルールを付け加えたり、応用版を閃いたりします。

非常のイノベイティブでもあるのです。

殻を破り、人間の眠れる能力を引き出してくれます。

シアターゲームの魅力とゲーミフィケーション
 


海外のようなスピーチ・プレゼンをしたければ、トレーニングする意識を持たないといけない

TEDトークや、オリンピック招致プレゼン関連の本がここに来てかなり出版されてきました。
 

しかし、これらを読んだところで、日本人が真似することはできません。

実践で教わらないと、体得することはできません

理論やテクニックでは、うまくいかないことがよくわかると思います。

ただ、日本人の講師から学ぶよりも、海外の講師から学ぶという姿勢はよいですね。

ですから、私も、ポール・パーカーという演劇学校講師を招いて本質的な伝える力を教えてもらうワークショップを企画しているのです。

日本人のプレゼンと、TEDトークらに見られる喋り慣れたトップクラスの外国人との間には、結構な差があります。

その差は、本を読んだくらいでは埋まりようがありません。

東京オリンピックの招致プレゼンもかなりの練習量であったように、

(それでも、わかりやすく効果の高いものしか教えていない)

トレーニングとフィードバックが必要だという意識を高めていかないといけません。

そもそもスピーチやプレゼンを「学ぶという意識」自体が低いのです。

少数の学ぶ意識を持っている人でも、表面的なテクニックやノウハウを仕入れることが学ぶことだと勘違いしています。
 

マーティン・ニューマンや、ニック・バーリーらの最近のプレゼン本を読むのはいいですが、

そのあとトレーニングする場所を求めてこそ、身につくことが出来ます。

 

 


<<前のページへ12345678910

100件以降の記事はアーカイブからご覧いただけます。

このページのトップへ