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あなたの人生を変えるコラム

殻を破らせる新入社員研修の秘訣『ビジネスインプロ研修』

株式会社ASCEND FEATHER代表の別役です。
理想的な研修とは、体験させて気づかせることができるものであり、演劇的手法は全ての長所を持っていると説明しました。
今回は、具体的に私が行っている事例を一つ紹介しましょう。
それが「ビジネスインプロ」と呼んでいるものです。

インプロとは即興という意味です。人生も即興であれば、ビジネスも即興です。
理論ばかり頭に入れていても通用しませんし、予測不能の未来に対して準備ばかりしていても本番では対応できません。即興は可能性の宝庫なのです。
 

ビジネスインプロ研修 「ビジネスゲーム」の実例

 

「ビジネスインプロ研修」では、様々な即興ワークをやってもらいます。
ビジネスゲームと呼んでいるゲーム形式のワークです。
(私が1000種類以上のシアターゲームから、ビジネス向けにピックアップして改良したものですので、他社のインプロワークとは異なります)
例えば「Oh,Balls!」というビジネスゲーム。
これは円になってキャッチボールするゲームなのですが、ボールを投げるときにアイコンタクトを取ってから投げます。もしボールが床に落ちてしまったら、全員でボールを指さしてそのボールの色を叫びます。
 
このようなゲームになんの意味があるのだろう?と思うかもしれませんが、その意味は徐々にわかってきます。この「Oh,Balls!」というゲームはコミュニケーションとチームワークのゲームです。
 
ボールが1個であれば、ほとんど落とすこともなくボール回しをすることが出来ますが、ボールが2個になったらどうでしょう? 3個になったらどうでしょう? ボールを落とすミスが増えてきます。
 
そのミスはなぜ生まれるのでしょうか?
・複数のボールを意識することが出来ていない
・集中力が切れてきた
・アイコンタクトが出来ていない
 
まず、アイコンタクトという基本的なことが出来ていないと、うまくパス回しをすることが出来ません。仕事上での伝達が、メールばかりになっていて、うまくコミュニケーションが出来ていないことを思い出す受講者もいるかもしれません。
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後半になると、私は「皆さん、ボールとはなんでしょうか?」と問いかけます。
受講者たちは考えます。
 
ボールは「仕事」を現しています。人は、一つのことに集中することは得意ですが、複数になるとマルチタスクをこなす集中力と広い視野が必要になります。仕事も、複数の案件を回すことになると、てんやわんやになってきます。そのとき、仕事をうまく回すためには、このゲームのようにしっかりとアイコンタクトを取ることと(チームメンバーを意識すること)、目配り気配りが重要になります。
こうしたことをゲームから学ぶのです。
 
また、私は「なぜボールを落としたとき、みんなで指さしてボールの色を叫ぶのでしょう?」と問いかけます。
受講者たちは考えます。いろいろな意見が出ます。多くが気づいているな、という素晴らしい意見です。
 
それは、ミスがあってもカバーするぞというチームの意識であり、あなたを孤独にさせません、ちゃんと目配り気配りしていますよというサインなのです。このように、チームワークとコミュニケーションを体験的に学びます。
 
受講者は「コミュニケーションは大切ですよ」「チームワークは大切ですよ」と、通り一遍のことをいわれるわけでもなく、小難しい理論を頭に詰め込むわけでもなく、体験から自ら見つけ出すことが出来ます。そして、楽しいゲームを通して学び取っているので、現場では思い出すだけです。
一方的なメールでの依頼で意思疎通にズレが生じたとき、「あぁ、ちゃんとアイコンタクトが出来ていなかったな」と反省するかもしれません。
複数の仕事に追われて、ミスも増え、現場が殺伐としているとき、「あぁ、目配り配りができていないな」「自分だけが忙しいんじゃない。ボールの声かけを思い出そう」と振り返るかもしれません。
 

ビジネスゲームの気づきと落としどころ


 この「Oh, Balls!」というビジネスゲームは一例です。他にもたくさんあり、それぞれ気づきやビジネスの落としどころが違います。
 
私が教えているビジネスインプロ研修は、
・体験から気づきを得られる
・スキルアップする

という2大メリットがあるのです。
 
いかがでしょうか? 現場で絶賛されている理由が少しわかってもらえたのではないでしょうか。次回も、また違ったタイプの具体例をご紹介しましょう。
 

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殻を破らせる新入社員研修の秘訣『演劇的手法』

理想的な研修として「気づきを与える」研修が良いと述べ、

そのキーになるのが「体験させる」ことだと伝えました。

人は、感情や五感を使って学ぶ生き物だからです。
 
今回は、そんな気づきと体験の研修として、全ての長所を持っている演劇的研修についてお話しします。
「演劇」と聞いて、どうしてビジネス研修と繋がるのか、最初はピンと来ないかもしれません。

それも無理はありません。研修担当の方も、実際にその目で見てみて、これまでの研修とまったく違うことに衝撃を受けます。

 

演劇は人間力のトレーニングとして最適である

 
演劇において、俳優は大勢の人の前で、生で演じなければいけません。

緊張に強くなければいけませんし、存在感がなければいけません。

観客に真実だと信じ込ませる感情や想像力のパワーが必要です。

声、ジェスチャー、表情、あらゆる身体的ツールを使って表現し、

物語の世界に没入しながらも、頭脳で緻密にコントロールしています。
真の意味で、人間力が必要です。つまり、俳優のトレーニング法は、最高の人間力トレーニングになるのです。
 

根幹にあるのは「即興」であり「体験」を重視している


俳優のトレーニングがどんなものなのか、想像ができないかもしれません。

 

私がビジネス研修に応用させている世界最前線の俳優トレーニングでは、「即興」が根幹にあります。

知識を伝えるものはほとんどなく、即興的に体験し、そこから気づきを得てもらいます

講師はそのための創造的な環境を提供し、気づきと技術の習得をサポートする立場になります。
 

インプロトレーニングとは

 
即興のトレーニングを、一般に「インプロトレーニング」といい、

 

私はビジネス向けのインプロトレーニングを「ビジネスインプロ」と呼んでいます。
内容は非常に様々で、ほとんどがゲーム形式で楽しく体験できます。

ペアワークもあればグループワークもあります。
 
なぜ、即興がそんなにも人を変える力を持っているかというと、

結局人は生まれてきてから死ぬまで、予測できない即興の中で学んでいるからです。
人生は即興なのです。ビジネスも即興の連続です。
前もって準備・対策しようというのが既存の研修でしたが、結局頭でっかちになって、

本番で通用しないことばかりです。だから、ほとんどやっても意味がありません。
即興は、予測できない状況で創造的に学ぶので、どんな場面でも通用する人間力が身につきます。根底から学習スタイルが違うのです。
 
次回は、ビジネスインプロの事例を具体的にご紹介しましょう。 

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殻を破らせる新入社員研修の秘訣『体験する』

前回は知識を押しつける形の研修ではなく、受講者をファシリテートし、
「気づき」を得させる研修こそ、今の時代に必要である
という話をしました。
そして、「気づき」を与えるためには、体験させることがキーになると伝えました。
 今回は、体験型の研修が具体的にどのようなものなのか、掘り下げてみたいと思います。

体験型の研修スタイル


一般的によく見られる形から説明しましょう。
あらかじめテーブルをくっつけて、何名かの島をつくっておき、
講師が課題を与え、グループでその課題を解決させる、という形式は多いですね。
例えば、「スポーツメーカーが高齢化社会を意識した新商品を開発したいと考えている。
どのような商品が良いだろうか」とお題を出し、
グループ内でディスカッションしながら課題に当たる。
そして、最後はグループごとに発表してもらう。という流れです。
 
このように講師があらかじめ答えを与えず、受講者に答えを見つけさせ、
その過程で様々な気づきを得てもらうという手法は、
経営者向けセミナーなど至る所で見られます。
とても良いのですが、私にいわせれば、教育の可能性をたいして引き出せていません。
というのも、頭しか使っていないからです。

「体験する」の本当の意味


「体験する」というのは、なにも頭を使うことだけを意味しません。
人間は、頭も身体も全て使って学ぶ生き物なのです。
理性だけでなく、感情や五感も使って学ぶ生き物です。
それらを総動員してこそ、最高の教育が可能になります。
 
上記の課題であれば、実際に試作品(プロトタイプ)を作るところまで行えば、
身体や五感も使える素晴らしい演習になります。
スタンフォード白熱教室で有名なティナ・シーリグ教授の授業では、

完全な試作品とはいえないですが工作道具を使って実際に製品をイメージできる試作品を作らせています。
 
そして、頭も身体も使い、感情も五感も全て使えるツールといえば、「演劇」です。

どのように演劇を「気づき」と「体験」の研修に応用させているのかも次回ご紹介しましょう。

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殻を破らせる新入社員研修の秘訣『気づき』

既存の画一的な研修は時代に合っておらず、個性や創造性を潰してしまいかねなません。

離職率の高さにも関係しています。それでは、どのような研修を行えばよいのでしょうか?
 

気づきの研修を


まず、念頭に置いて頂きたいキーワードが「気づき」です。
その研修は自ら気づいて発見できるものでしょうか? 
知識をただ一方的に教えても、忘れてしまうだけでなく、重要性もわからないので応用ができません。
「大事だといったら大事。四の五の言わず覚えろ」という人もいるかもしれませんが、これは時代的に通用しないのです。
こうした押しつけが、心理的なプレッシャーとなり、離職率を上げることに繋がります。
 
現在は、「自分で発見する」ことを重視しなければいけません。
そんな仕掛けを作れる講師が優れた講師です。
そのためには、講師はファシリテーターとしてのスキルももたなくてはなりません。
つまり、受講者を能動的にファシリテート(促進)できるスキルです。
教育とは、人と人との間でなされるものであり、知識を伝えるだけであれば、情報化社会の今日、容易に知識を手に入れることができます。人は必要ありません。
 

「気づき」のため研修のコツ


気づけるように1から10まで説明しない?
一方通行にならないように、質問させる?
隣り合った受講者同士でミニディスカッションさせる?
グループでディスカッションさせる?
 
こうしたことは、一方的な知識押しつけ型よりも良いのは間違いありませんが、残念ながら「気づき」の仕掛けとしては非常に甘いです。
「気づき」のために大切になるのが「体験する」ことです。

ウィリアム・グラッサーが提唱した「学びのピラミッド」においても、「自ら体験する」の学びの定着率は75%と、「教える(90%)」の次に高い数値となっています。
対して、「講義を受ける」はたったの5%です。
 
5%の効果のものに大金を投じて研修させるのははっきりいって無駄です。
もっと良い研修があります。体験重視の研修です。
 
 

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殻を破るどころか、殻を作らせる新入社員研修

なぜ殻の固い社員ばかりになってしまうのか、今回は新入社員研修の視点から見ていきたいと思います。
 

表面的な研修ばかりが横行している


私は研修講師としても活動していますが、日本の新入社員研修をみると、はっきりいって無意味さを感じます。

無意味なだけでなく、個性と創造性の開花を阻害する殻構築の研修です。

というのも、表面的なテクニックやマナーばかりを教えるからです。

学生と社会人の違い、厳格な規範とロジカルなモノの考え方。

これらを学ばせたい必要性はわかるのですが、その人の個性や創造性を無視して、

表面的なテクニックばかりを教え、それらの実践を強要するのは大きな落とし穴です。
 

手のかかる新入社員が生まれるわけ


真面目な新入社員たちは給料ももらっていることですし、しっかりと実践しようとします。しかし、喜んでいてはいけません。

結局教えられた画一的な表面的テクニックを行使するだけなので、

新しいものを生み出す創造性も封じられますし、自ら決断する勇気はなくなりますし、個性はますます埋没します。

使えない社員の第一歩を踏ませているのです。

社会人というロボットを生産しても意味はありません。いうことをきくことが優秀なのではありません。

自ら考え行動し、イキイキと創造的に仕事に励む社員こそ素晴らしいのです。
 

意義を感じて行動したい若者


特に、現代の若者は、意義を感じて行動したい世代なので、画一的な押しつけは、

相当な心的ストレスになり、仕事ぶりが悪くなるだけでなく離職率も高くなります。

逆に、彼らに自由な裁量を与え、仕事に意義を感じさせ、思い切り失敗させながら伸び伸びと育てた方が、

遙かに優秀な戦力になります。
 

正解を求めない人材へ

 

研修の段階で、はっきりいって芽を摘んでいるのです。 ついでにいえば、就活もそうです。

彼らは内定という結果を得るために、マニュアル通りの振る舞いをします。

面接官からすると、凡庸な、魅力に欠ける学生ばかりに見えます。

本当は、素晴らしい個性と創造性を持っているのに、わざわざ気に入られようと表面的なテクニックに頼り、優秀な学生を演じます。

これが逆効果になっているのは、面接担当であればわかることでしょう。

 

人は目先の結果を求めると、ついつい目に見える表面的なアプローチをしてしまいがちです。

というのも、正解がほしくなるので、解答例を参照してしまうのです。

そんな解答例など、予測不能だらけのビジネスの世界で通用するわけはありません。

1000人いれば1000人解答は違っていていいのです。


新入社員研修
 


本当の意味での人間力とは

新入社員が入社してきました。この時期は社員を観察する機会に恵まれています。

まずは、現状を振り返ってみてください。そもそも御社の社員たちを観察して、働きぶりに満足されているでしょうか?
 

ロボットのような会社員たち


ぼくが感じるのはとても人間味が乏しいということです。

ぼくの最寄り駅飯田橋駅ではたくさんのビジネスパーソンが早朝ぞろぞろと歩いていますが、

みんな表情はなく、姿勢も悪く、まるで壊れたロボットの行進のようです。

ビジネスの必要性上、彼らはTPOに応じて、笑顔を見せたり、元気よく返事したりしますが、

内側から出てきたものではなく、外面的な振る舞いでしかありません。

演技講師の私からすれば、「下手な演技」です。なにも伝わりません。
 

人間力を掲げる企業や研修の矛盾

 
「人間力」を掲げる企業や、人間力向上研修は比較的目にします。

驚くことに、外面的なスキルを人間力だと思っている企業が多く

例えばビジネスマナーを人間力だと捉えている方がいます。

お辞儀の仕方や名刺の渡し方などは人間力ではありません。

ただのビジネステクニックに過ぎません。
 

人間力は普遍的である

 
人間力は人間にとって普遍的でなくてはなりません。人間が持っている能力なのですから。

普遍的な要素とは、感情や想像力、集中力や決断力、エネルギーやコミュニケーション能力などです。

こうした本質的で普遍的なスキルを伸ばそうとしないのは不思議なことです。
 

人間力を育てる社内教育を

 
ビジネスであればビジネスの範疇でしか考えない。

だから外面的なビジネステクニックにしか目を向けられないわけです。

それでは人としての可能性を引き出せません。それでは大きな殻を破れません。
 
優れたビジネスの達人は、とても個性的で人間味にあふれています。

そして、人間としてのスキルに長けています。

どうすればそのような人材を育てていけるのか、どうすれば殻を破り、

イキイキとビジネスにパワーを注ぎ、創造的なソリューションを導ける人材になれるのか、

 これらのコラムからヒントにしてほしいと思います。
 

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緊張も武者震いも同じ

緊張が良いものとなるか悪いものとなるかは、その人の解釈や緊張の度合いによります。
緊張というのは、未体験のことや新しいチャレンジのため、なにか大きな成果を残したいときによく感じるものです。

ですからその人にとってもプラスの状況であることが多いわけです。

その状況を前向きに捉えるならば緊張は良いものでしょう。
しかし、誰かにやらされている、嫌々やっているという思いになったり、
私は緊張に弱い、うまくいかない、失敗する、という風に自分のマイナス面ばかり考えてしまうなら悪いものになります。
 

即興が楽しい理由


即興で演じさせたり、スピーチさせたりすると、やっぱり緊張感はありますが、楽しさを感じます。
「生」でありその場で「創造」している感覚が楽しいのです。
答えのわかっている計算ドリルをずっとしていても、緊張もしませんし楽しいとも感じません。
なにかしらハードルがあったり、先が見えないことをするから楽しさを感じるのです。
それが人間なのです。

緊張と武者震い


大きな成果を出したいときには、その道のエキスパートでも緊張します。
オリンピック選手のただならぬ緊張感は、画面を通しても伝わってきますよね。
でも、彼らは嫌々オリンピックに出て、やりたくもないことを大勢の前でやっているわけではありません。
すごくやりたいけど、すごく恐いわけです。
自信があれば武者震いになりますし、自信がなければ恐怖心のほうが強くなります。
武者震いになるか、ガタガタ震える恐怖心になるのかは、その人の心次第といえるでしょう。
同じ緊張という一本線の上での違いなのです。

挑戦する緊張感を大事にしよう


新しいことに挑戦したり、何か大きなことを成し遂げようというのはとても素晴らしいことです。
そうしたときには、緊張がつきまといます。仕方がないことです。
その緊張を悪いものだと捉えず、心を震え上がらせている良いものだと捉えて下さい。


緊張について


【全掲載】あがり症克服・緊張改善・スピーチ&プレゼン力アップに役立つガイドブック

人は99%を即興で喋っている

 
はじめまして。
 
社会人のための劇的プレゼン塾を主宰しています
株式会社ASCEND FEATHER代表取締役の別役慎司です。
 
 
この5章にわたるガイドブックでは、
あがり症や人前でのスピーチに悩む人たちが
俳優トレーニングを応用したメソッドで
なぜ克服していけるのか。
また、俳優たちは、どうして大勢の人の前で
緊張に負けずに豊かな表現が出来るのか
その秘密を丁寧にご紹介したいと思います。
 
話し方教室をはしごしてきた人や、
話し方の本をいくら読んでも
根本的に解決しなかったという人は、
実は相当数にのぼると思われます。
 
改善率〇〇%!
受講者延べ〇〇〇〇人!
 
と威勢よくうたっているのを目にしますが、
実際値はもっともっと低いのではないでしょうか。
 
何年も何年も悩み続けたり、
話し方教室をはしごして莫大なお金を使ってしまう人。
どうして変わらないのでしょうか?
 
それはある意味無理がないことだと思います。
話し方教室のメソッド自体が本質的ではありませんし、
本のフレーズ集を覚えたところでなんにもなりません。
 
 
とにかくこの事実を今回は真剣に受け止めてください。
 
「人は99%即興で喋っている」
 
日常会話や会議やプレゼン、
記憶した原稿を話したり、
文字を読み上げるという行為は
全発話のなかで1%も満たないでしょう。
 
即興なんですよ。
生まれたときから、人は即興で喋っているんです。
 
なのに、即興で喋るトレーニングをしないんです。
 
これが既存の話し方教室の致命的欠陥であり、
話し方本が売れても売れても読者は変わらない謎の答えです。
 
 
不自然なテクニックを身につけたところで話せるようになるもんですか。
わたしたちは自然に、即興で話す生き物なんですから。
 
即興でろくすっぽ話すトレーニングもせず
不自然なテクニックを取り入れても
不自然に映るだけですし、
余計緊張してしまいます。
 
このような話し方教室のやり方では、
とりあえず知識を蓄えたり、
トレーニングをやったという安心感で、
少しばかり緊張が楽になりますが、
それは単なる「やった感」による安心で、
抜本的には解決していません。
 
だから、即興というビジネスやプライベートの
現場ではすぐにメッキが剥がれ始め、
「違う教室を探そう」と、
またはしごすることになってしまいます。
 
もう、こんなことはやめてください!
 
本当に無駄です。
 
解決の答えからいいます。
「即興トレーニングをやりなさい」
 
即興で話すトレーニングをすることで
確実に喋れるようになりますし、
緊張に強くなります。
 
 
しかし、既存の話し方教室や
プレゼンセミナーではそれらのノウハウをもっていません。
 
なぜなら即興は、インプロともいわれ、
演劇の世界から広がったものですから。
 
ビジネス畑の人たちは知らないのです。
 
ぼくは、2000年からインプロを教え始めました。
当時は海外亜流のインプロは散見されましたが、
ほとんど誰も知らない状態。
知っていても、どこか間違ったやり方をしていました。
 
ビジネストレーニングとして応用しはじめたのが
2007年くらいからですが、俳優の世界でも
全然珍しいくらいですから、
ビジネスの世界で成熟しているわけもないのです。
 
本質的な即興トレーニングを提供することができる
日本で唯一の場所です。
 
2007年くらいから始めた
FEATHER IMPRO ACT PROJECT
http://www.feather-project.com
は、あがり症や人前で話すことがめっぽう弱い人を
対象にしたものではなく、
ビジネスの場で「うまい」と一目置かれるレベルを目指す、
中級~上級向けのクラスが中心でした。
個人レッスンでは即興で10分話せることが卒業ラインです。
 
2017年からスタートとなる
「社会人のための劇的プレゼン塾」
http://presentation.zvs.jp/
は、満を持しての初級者向けです。
 
あがり症や人前で喋れない人歓迎のプレゼン塾です。
別役慎司の講師トレーニングを受けた
俳優出身講師5名が講師となり、
別役作成のカリキュラムで教えます。
 
 
90分の短時間セミナーは
3000円で受講できます。
3000円だからといってのらりくらり
本質を隠したセミナーをやるわけではありません。
いきなりの即興トレーニングの真髄が炸裂します。
 
でも、まだ申し込みは早いですよ。
じっくり読んでからでOKです。
 
本当に自分の悩みが改善しそうか?
即興トレーニングなら変われそうか?
怪しくないか?
講師は信頼できそうか?
 
いろいろと見極めてから申し込んで下さい。
 
それでは一章目はこれで終了です。
しっかり覚えてほしい事実をもう一度。
 
「人は99%即興で喋っている」
「即興トレーニングをやりなさい」
 
 
 
 

緊張のメカニズムと緊張を覆す最強の方法

 
今日は緊張についてお話ししたいと思います。
緊張のメカニズムがわかれば、
緊張改善のためにどのようなアプローチをすべきかが見えてきます。
 
ぼくは、俳優も育てていますし、
ぼく自身が俳優でもあるのですが、
俳優においても緊張は最大の敵です。
 
生まれつき、人前で表現するのが好きな人ばかりが
俳優になるのかなと思うかもしれませんが、
実際はそうではありません。
苦手な人が俳優や声優を志すというケースはよくあります。
 
ぼくが教えに行っていた声優の専門学校では、
クラスの半分以上が、プチ引きこもりだったり、
友達とうまく溶け込めずに暗黒時代を過ごしたり、
いじめられて対人恐怖症になっていたり、
人前で表現することとは真逆の人生を歩んでいました。
 
それでも彼らは、レッスンを受けていくことで、
人前で表現できるようになり、
楽しく自分を外に出せるようになっていったのです。
 
だから、俳優や声優のトレーニングは
とても役に立つのです。
 
さて、それでも緊張というものが敵であることは変わりません。
ベテランになっても敵は敵です。
油断をしていたら、やられてしまいます。
 
緊張のメカニズムを解き明かすということが
今回のガイドブックのテーマですが、
実は、緊張はある事柄に対する不安がつくりだしています。
 
それを全て教えます。
3つあります。
 
まず一つ目。
「未来に対する不安」。
 
これは「予測不能に対する不安」といってもいいでしょう。
 
未来はわかりません。
わからないから不安になります。
このわからない不安は他の2つの不安とも繋がっています。
 
未来がわかっていれば緊張する必要はありません。
起こることがわかっていることに緊張するわけがありません。
 
 
そして二つ目は
「未経験に対する不安」。
 
どんな自信家でも、未経験のことに関しては
さすがに緊張してきます。
 
経験していないと、未来がどうなるか更に予測不能です。
 
ただ、この二つ目の不安は、
経験してしまえば消えていく不安です。
 
恐いのは最初のうちだけ。
 
一番厄介なのはこの三つ目です。
「失敗への不安」。
 
人は、成功したがります。
正解をほしがります。
うまくやりたがります。
恥をかかずに終わらせたいと思います。
 
そうした思いが全部緊張に変わるのです。
 
これらをいい意味でのプレッシャーに
変えられるのがトップアスリートですが、
それでもオリンピックなどを見ると、
失敗への不安、勝利をほしいが故の不安
に負けて散々な成績になっています。
 
上達していけば、失敗への不安は減ります。
経験値と技術向上によって、
この不安は和らぎます。
 
いつまでも失敗を恐れてチャレンジしないなら、
この失敗への不安から逃れることはできません。
 
 
さぁ、こうして
「未来への不安」
「未経験への不安」
「失敗への不安」
の3つが出そろいました。
 
この3つの不安に対抗する方法でなければ
緊張に強くなることはできません。
 
それは入念に準備をすることではありません。
準備をすればするほど、
緊張に弱くなるだけです。
 
最強の方法はこれです。
 
「即興トレーニング」。
 
これ以上の方法はないでしょう。
あるとすれば、催眠術をかけて
都合良く催眠にかかることぐらいです。
 
 
ぼくはこの即興トレーニングで、
多くの人を変えてきました。
 
緊張に強く
本番に強くなるためには
これがトップ・オブ・トップです。
 
なぜなら、3つの不安を覆すことができるからです。
 
即興は「今」にエネルギーを注ぐので、
未来への不安を消せます。
 
「今」に楽しみを見いだすので、
未経験への不安も楽しいチャレンジになります。
 
失敗と成功の区別がないので、
失敗への不安が消えます。
 
最強なのです。
 
 
ぼくは即興トレーニングの第一人者です。
だから、ぼくがカリキュラムを作った
「社会人のための劇的プレゼン塾」
でも即興トレーニングを満載にしています。
 
即興力をつければ、世界が変わります。
 
話すことが楽になります。
緊張が楽しさに変わります。
本番に強くなります。
 
その辺のことをぼく自身がプレゼンして語った動画があります。
その動画を最後にご紹介します。
 
The Amazing 7 36th stage
「即興力で人生を切り開け!」
https://youtu.be/eKQMHGA2dBk

俳優はどうして大勢の前で堂々と喋ることができるのか?

 
ぼくは俳優指導歴18年。
世界の俳優訓練法を日本に持ち込み、最先端を歩いてきました。
 
ところで、日本の俳優は、緊張に弱いです。
 
俳優はすごいだろう、という話を期待していたかもしれませんが
多くの俳優はすごくありません。
特に、経験値の少ない、オーディションに盛んに出ながら
チャンスを狙っているような新人たちはダメダメです。
 
オーディションの本番、舞い上がって、
ろくな演技が出来ていません。
 
それはなぜでしょう?
 
彼らが学んだ養成所や、事務所付属のレッスンは、
基本的に「ダメ出し」方式なんです。
「ダメ出し」とは、いってみれば講師が悪いところを
徹底的に指摘するものです。
 
このダメ出しのレッスンばかり受けてきた
日本の俳優たちは、悪いことをいわれることを恐れ、
講師の顔色ばかりを見て、
自分を伸び伸びと表現できずにいました。
 
だから、本番にめっぽう弱くなっているのです。
 
これはビジネスでの面接やプレゼンとも通じるところがあります。
どうしても、悪いところ、出来ていないところばかり指摘されたら
それらが恐くなって、無意識に緊張モードになってしまいます。
そうなると、まったく持ち味は出せず、
ろくなパフォーマンスが出来ません。
 
上司に叱られてばかりの人は、相当本番に弱くなっていると思います。
すぐに緊張モードになってしまうのではないでしょうか?
 
ぼくのアクティングスクールの俳優たちは本番に強いです。
いざというときに、のびのびパフォーマンスが出来ます。
なぜなら、即興トレーニングを受けているからです。
 
よその養成所や事務所の俳優たちは
即興トレーニングをまったく受けていません。
だから、痛々しいほど本番での演技が下手です。
 
 
ものすごく堂々と人前で表現できている人たちは、
相当キャリアを積んできた俳優が多いです。
失敗を繰り返して、折れかけても辞めなかった人。
または、ルックスがよくて、事務所一押しで、
たくさん英才教育をさせてくれた人でしょう。
 
こうした人たちは、全ての俳優の卵のなかで
ごく一部が孵化したケースです。
 
こんなに確率が低いのでは、
あなたに俳優流を高らかにご紹介することは出来ません。
 
100人悩めるビジネスパーソンがいて、
ごく一握りだけが堂々と表現できるようになる、
そんなメソッドだったら、誰が受けるでしょうか。
 
でも安心してください。
ぼくの指導は、全然違います。
根本的に違います。
 
あなたが自ら可能性を閉ざさない限り、
あなたも堂々と人前で表現できるようになります。
 
 
前回、緊張のメカニズムの話をしました。
緊張をつくりだすのは、3つの不安です。
 
1.未来への不安
2.未体験の不安
3.失敗への不安
でしたね。
 
本番に弱い俳優の例で説明します。
ダメ出し指導ですと、
まず一番に失敗への不安が大きくなります。
講師に叱られるのが嫌なので、未来への不安が大きくなり、
守りに入って、講師に気に入られる演技を準備します。
新しいことをしたら叱られかねないので
未体験のことはやらないように殻にこもります。
 
そんな状態で予測不能のオーディションにいけば、
緊張MAXでなにも出来ません。
 
わかりやすいですよね。
 
スピーチやプレゼンも同じ原理が働いています。
まず失敗への不安があり、
上司に冷ややかな目に戦々恐々とし、
聴衆の薄いリアクションに怯え、
未来への不安が大きくなります。
未体験の不安があるので守りに入り、
斬新なことはやりません。
なんとか終えるのが精一杯で、
評価は低いままです。
 
こんな状態ばかりを体験してきたら、
人前で堂々と表現できるようになるまで
達するのは、ごくごくわずかでしょうね。
相当の忍耐と鍛錬が必要ですよ。
 
 
特効薬は即興です。
これを使うしか、誰でも人前で表現できるようになる道はありません。
 
ちなみに、ぼくはビジネスマンに
スピーチ&プレゼンを教えてきましたが、
卒業課題の10分間即興スピーチで失敗した人はいません。
 
10分間即興スピーチとは、
クジ引きでテーマを決め、
準備時間10分間で、
そのあとすぐにスピーチを始め、
10分以上話すという課題です。
 
普通なら身震いするような難題ですが、
成功率は100%です。
みんなそこまで成長しました。
 
ある程度のトレーニング時間は必要です。
しかし、皆20時間ほどで達成しています。
 
週一2時間のレッスンだったら、
わずか2ヶ月半です。
 
すごくないですか?
 
「社会人のための劇的プレゼン塾」では、
ここまで高いハードルを課しませんが、
前向きに取り組んでくれさえすれば
必ず成果を出せます。
 
 
俳優たちがもっている
表情やジェスチャー、声などの表現力についても、
特別なカリキュラムを用意しています。
 
楽に話せるようになったら、
うまいといわれるスピーチ&プレゼンが
出来るようになって下さい。
 
そうすると、人前で話すことが楽しくなります。
快感になってきます。
 
そこまで来ると、あなたも俳優のように
大勢の人たちの前で堂々とスピーチやプレゼンが出来るようになります。
 
 

話し上手になるためのトレーニングとは?

 
話し上手になるためには、なにが必要でしょうか?
A.コツ B.フレーズ集 C.暗示 D.トレーニング
 
答えは D.トレーニング です。
 
コツやフレーズ集はためにならないこともないのですが、
ほとんど必要ないですね。
話し上手な人は一切そんなもの使っていません。
自分なりの話し方の流儀や傾向はあるでしょうが、
コツやフレーズ集を探して勉強したりはしません。
 
ぼくも、「誰でも人前で台本なしに10分間話せるようになる本」
daredemo4.jpg
https://www.amazon.co.jp/dp/4484132400
というスピーチ上達本を出版していますので、
かつて類書をいろいろとチェックしてみました。
 
スピーチ本の先輩たちではありますが失礼ながら
「くだらない」
「なんだこれ」
とポイ捨てするような本ばかりでした。
 
表面的なコツやテクニックばかりで、
スピーチの出来る人からすると
無意味にしか感じません。
 
出来ない人からすると、
魅力に感じるのかもしれませんが。
 
とはいえ、だからといってぼくの本を読めば
話し上手になるわけではありません。
 
本にもちゃんと書いているんですが、
トレーニングを積まないとどうにもならないのです。
 
読んだだけで、話上手になれるわけありません。
 
必要なのはトレーニングです。
実戦経験と言い換えてもいいでしょう。
 
ぼくは、俳優として活動してきましたし、
講師としてずっとやってきているので、
自然と実戦経験を積むことが出来ました。
 
短期で、人前で話すのが得意になり、
スピーチやプレゼンに抵抗感がなくなるためには、
よく練られたトレーニングプログラムを受けなければいけないでしょう。
 
まず、鍛錬する意識をちゃんと持って下さい。
 
楽に楽になれる方法はないのです。
いいかえれば、簡単に、物事が簡単にいく方法はないのです。
 
 
トレーニングとしては、
コツやノウハウを蓄積することを捨てて、
間違ったり、しっちゃかめっちゃかになってもいいので、
自分の言葉で即興で話すということが大事です。
 
まず、即興で話すことに慣れるトレーニングをしましょう。
そうしたら、話すことが楽になってきます。
楽しくなってきます。
 
手応えを感じ始めたら、
目線やジェスチャー、表情などのトレーニングも加えていきます。
非言語表現を身につけると、「うまい」と評価を受けるようになります。
 
まぁ、実際それだけです。
 
 
では、どのぐらいの時間をトレーニングに注げば、
人前で堂々と話し、自信を持てるぐらいのレベルになれるでしょうか?
 
教習所に通うくらいの時間であれば
「早い」と感じるでしょうか?
 
あなたが、どれぐらいの苦手意識を持っているかわかりませんが、
教習所はMTで60時間、ATで57時間かかります。
 
ハッキリいいます。
学科の講習の時間あれば十分成果を出せます。
学科の講習の時間は26時間です。
 
車に乗るまでもないです。
免許証を手にするよりずっと早く、
「人前で話すのが恐い」「スピーチが苦手」
という悩みを解決することができます。
 
驚きですよね?
 
頑張って教習所に通ったと思いますけど、
仮免取ったときには、もうスピーチの悩みを克服しているのです。
 
というのも、ぼくは個人レッスンを
2時間×10回で組んでもらうことが多く、
トータル20時間で卒業してもらっているのですが、
このときには、受講者は準備時間10分間で
10分以上スピーチするという最終課題もクリアしています。
 
そう考えると、しっかりと効果の出るトレーニングを積めば、
意外なほど、早く克服することができるんですね。
 
「社会人のための劇的プレゼン塾」では、
90分セミナーのあと、
カウンセリングを含んだお試しレッスンが60分、
そのあと少人数レッスンを2時間×4回用意しています。
ここまでで10時間30分です。
 
あと少人数レッスンを別テーマでもう4回行えば、
18時間30分です。
3周目に突入したら、26時間30分。
 
ちょうど教習所の学科が終了です。
 
ここまでやって、もし「変わらないじゃないか!」
というなら、全額返金しますよ。
このメールを見せて、どうぞ返金を要求して下さい。
 
 
さて、それではどんなトレーニングであれば、
こんなに短期間で成果を出せるのでしょうか?
 
答えはもうわかっていると思います。
「即興トレーニング」です。
 
即興メソッドを使うことで、あなたは本質的に変わることが出来ます。
では、このトレーニングメソッドについて
もう少し詳しくお話ししましょう。


あがり症が次々に改善する俳優メソッドの秘密

 
これまでの要点をざざざっと復習します。
まず、人は日常生活99%は即興で話しています。
だから、即興で話す練習をしないといけないといいましたね。
 
フレーズ集や心理テクニックなど、自然でないものは排除し、
自分の内側から話すようにしていくのが大いなる秘訣です。
 
それから、緊張のメカニズムの話もしましたね?
緊張は3つの不安から生まれていると。
 
「未来への不安」
「未経験への不安」
「失敗への不安」
この3つでしたね。
 
そして、その3つの克服に最適なのが
「即興トレーニング」であると。
 
俳優も、ダメ出しばかり受けている人は
緊張に弱く、オーディションでも勝てない
という話もしました。
 
社会人の皆さんも同じように
正解・成功を求められるプレッシャーの中にいます。
これは緊張を癖にさせてしまう悪い環境なんです。
 
だから、自由で、正解がない
即興トレーニングが最強なんです。
 
とにかくトレーニングが必要なんですが、
幸いなことに、車の免許を取るよりも
はるかに早く克服が出来ます。
 
ぼくの個人レッスンなら、
免許をとる時間の3分の1で卒業。
10分間即興スピーチがクリアできます。
 
ぼくの最上級者向けプレゼン塾
「シアタースタイルアルティメット」
https://www.innovations-i.com/seminar/ultimate/
でも、42時間ですから、
話し方教室をはしごするくらいなら、
早めに任せてもらうことをお薦めします。
 
 
さて、最後のテーマですが、
即興トレーニングによる俳優メソッドが
どうしてあがり症克服者を次々に生み出すのか。
ここまででおおかたの理由は説明してきました。
 
もう一つとても大事なシークレットを教えます。
 
それは「楽しい」ということです。
 
演劇のトレーニングはどれも斬新で、
頭も身体も使うので、とても楽しいです。
 
楽しさは成長する上でとても大切な要素です。
頑張ってればいいって問題ではありません。
 
楽しい環境であれば、人は早く成長します。
 
特に緊張克服、あがり症改善というテーマであれば、
緊張しない楽しい環境でないと成果がなかなか出てきません。
 
 
ぼくの個人レッスンの生徒にも、
話し方教室をはしごしてきた人が来ます。
強力な苦手意識を持っているし、
自分は人前で話せないという強固な観念をもってしまっています。
 
それでも、人前で話すことが楽になり、
そのうち楽しいと思えるようになって卒業していきます。
 
 
社内で研修担当にさせられた某大手IT企業の方の場合、
最初は研修をするのが嫌で嫌でしょうがなかったといいます。
IT関係の研修は小難しい内容ですので、
一生懸命やっても、受講者は寝てしまったり。
 
苦しみあぐねて、ぼくの個人のレッスンに来ました。
 
全10回20時間のカリキュラムを終えたときには、
もう研修が楽しくなって、受講者もほとんど寝なくなったといいます。
もちろんアンケートの結果にも反映。
ちょっとムチャぶりで「話して」と振られても、
「いいよ」と楽に話せるぐらいになりました。
 
彼は、ぼくが主宰をつとめる「スピーチクラブ」に参加したことがありました。
会場の投票で優勝者を決めるのですが、
いきなり優勝しました。
 
 
どうしてそんなにすごいメソッドが日本で有名でないのか?
 
それは、2017に入るまでぼくしか
教えられる人がいなかったということが大きな理由です。
(2017年から弟子が5名誕生し、
社会人のための劇的プレゼン塾で登壇開始)
 
また、ぼくは芸術家・教育家としてやってきたので
ビジネスのことはどうも疎くて、
お金もなかったし、
全然マーケティングや営業に力を入れなかった
ということも大きな理由です。
 
だから、知られてなくて当たり前の状況だったのです。
検索などで見つけた人がラッキーという感じです。
 
 
あがり症の場合、本人の心の問題がとてもウェイトを占めています。
自分で「不安だ」「苦手だ」と暗示をかけてやまない人には
即興トレーニングをいくらやっても解決できないでしょう。
 
しかし、自分を変えようと本気で考えているなら、
自分の気持ちの持ち方も変えられるはずです。
 
急いで克服したいという気持ちもわかりますが、
結果を求めすぎると、プレッシャーをかけることになります。
 
個人レッスンや少人数グループレッスンを始めたなら、
目新しいメソッドを毎回楽しみながら、
少しずつ変わっていく自分を褒めてあげて下さい。
 
結果ばかり急いで求めると、
「まだ足りない」
「まだ変わらない」
と余計な悪しき暗示をかけることになります。
 
自分では自分の変化がよくわからないものです。
けれど、確実に変化は起こっています。
 
楽しむ意識を常に持って下さい。
そして、あがり症を克服し、人前でスピーチやプレゼンが
楽しいものに変わったら、そのあとの人生はもっと楽しくなります。
 
ぼくの運営する
FEATHER IMPRO ACT PROJECT
社会人のための劇的プレゼン塾
で、あなたの長年の悩みを変えに来て下さい。
 
 
ということで、全5章、1万字にわたる
ガイドブックを読んで頂きありがとうございました。
 
詳しいクラスの内容も知りたいと思いますし、
早速申し込みたいという方もいるでしょう。
 
ここから先は簡単に告知を入れて、
おしまいにしたいと思います。
 
 
〇社会人のための劇的プレゼン塾
http://presentation.zvs.jp/
 
このプレゼン塾は、あがり症の人や、
人前でスピーチやプレゼンをするのが
極度に苦手だという方々が対象になります。
 
90分、3000円のセミナーがあるので、
このセミナーをまず窓口にしています。
 
タイトル:
殻破り!話すことが緊張から楽しさに変わる講座
誰でも即興で、緊張や不安に負けずに話せる俳優メソッドセミナー
 
詳細:
http://presentation.zvs.jp/curriculum2/
 
5名の講師が順繰り、開催。
定員はMAXでも6名と少人数です。
 
会場も本部の飯田橋校の他、
横浜方面、池袋方面でも開催しています。
 
ここで即興トレーニングを体験することが出来ますし、
緊張のメカニズムと克服法についてのレクチャーもします。
大変お得な凝縮版ですね。
 
そのあとは、本腰を入れてトレーニングに入ってもらいます。
もちろん申し込みをした人対象です。
 
簡単に個人レッスンや、
60分マンツーマンカウンセリング
などの説明を90分セミナーの終了時にしますが、
しつこい勧誘とかはないのでご安心を。
 
ぼくも経験あるんですけど、
最後30分くらい宣伝と勧誘が繰り広げられる
というものありますよね。
あれ、すんごい嫌です。
 
個人レッスンあるいは少人数セミナーは
全4回×2時間という短いスパンになっています。
最低限の結果を出すというスタンスです。
 
塾長別役慎司の個人レッスンの場合は、
ここでもお話ししたように
全10回×2時間で組んでもらうことが多いです。
 
皆さんは全4回×2時間を
テーマを変えながら2周目、3周目と、
納得のいくところまで行って下さい。
 
10回×2時間のフルコースが良いという場合は、
もちろん受講可能です。
 
目安として
1周目8時間
→楽に話せる、だいぶ緊張しなくなる
2周目16時間経過
→表情や目線、ジェスチャーなど
効果的なプレゼン技術も身についてきた
3周目24時間経過
→どんどん喋れる、うまいといわれる
 
という感じです。
やはり時間をかけるほど、成果も大きくなります。
 
約1年FEATHER IMPRO ACT PROJECTで
殻破りインプロや劇的なスピーチを受講された方が
1年後の人事考課で「劇的に変わった」と評され、
責任ある仕事を任される地位に昇格しました。
やればやるだけ本当に成果が出ます。
 
この8時間単位の個人レッスン
あるいは少人数セミナーは、
そこそこ金額はします。
 
もう公開しちゃいますね。
 
個人レッスンの場合は
8時間8万円+税
少人数グループレッスンの場合は
8時間4万円+税
となります。
 
話し方教室等に通ったことがある人からすると
「え、そんな程度? 高くないじゃん」
と思うかもしれませんね。
 
まぁ、そんなもんですよ。
大手のように人件費・広告宣伝費かけていないので。
 
塾長別役慎司の直接指導の場合は、
金額が倍になりますが、
教習所の料金(約30万)と比べれば
結構な時間レッスンを受けられます。
 
 
急ぎでない人は、
まずは90分の3000円セミナーから
受けに来て下さい。
 
FEATHER IMPRO ACT PROJECTは
極度な苦手意識はないけれど、もっともっと
上達したい、殻を破りたいという人向けです。
こちらは完全に別役慎司の指導です。
http://www.feather-project.com/
 
 
では、お別れの時です。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
 
それではさようなら! 
 

営業力を上げるために営業のことは必要ない

人間はとかく不自然なものへと流れていくものであり、
直接的なものへと流れていくものです。
なにをいっているかというと、営業成績を上げたいときに
不自然なテクニックやすぐに結果がでるノウハウを求めようとしがちだということです。

自然な人間心理、不自然なテクニック

ものを売る、薦めるというのは人間心理のやりとりです。
そこで根幹をなしているのは人間力なのですが、それを無視して
手練手管を使って、不自然なやりとりをしてしまいがちです。

本人はいろいろ勉強してやっているつもりですし、パワーを注いでいます。
人間は察知する能力が非常に高くて、不自然さを感じると心の距離を置いてしまいます
よくあるのは「売り込み感」という不自然さです。

資料作り、セールススクリプトに依存しないように

本質的な人間同士の心理のやりとりであることを理解していれば、

資料の出来やセールススクリプトの出来、ビジネスマナーの出来などは
それほど重要でないことがわかってくるでしょう。そもそもそこでは営業成績の差が出ません。
同じ資料やスクリプトでも、差が出るのは、その人の人間力の発揮度と自然な振る舞いの度合い
が関わっています。

 

楽に、自分らしく、相手のことを第一に

営業本や営業テクニックに改善法を求めようとするのではなく、

まず自分自身を見つめ直して、楽に、自分らしくいられるようにしましょう

常に、自分の人間力を磨いていくように心がけましょう

そして、売るという不自然な行為にならないように、
相手と会話をし、相手が困っていることがあれば解決策を提案するというように
自然な心理のやりとりの中で営業が展開されるようにしましょう。


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コミュニケーションが苦手というのはダイエットよりも難題

コミュニケーションが能力が苦手だという人はとても多く、

自信があるかないかで尋ねれば8割以上が苦手だと答えます。
多くの人が問題意識をもっているのに、なぜ苦手比率が減っていかないのでしょうか?
まるでダイエット法がたくさんリリースされるのに、いっこうにやせる比率が増えないのと同じです。

いや、ダイエットよりも難題だといえるかもしれません。

 

コミュニケーションは学べない

その理由はコミュニケーションが学べないという点にあります。

コミュニケーション理論や心理学を知識として取り入れることはできますが、

これが画に描いた餅のようで、どうにも現実的に応用しづらいものです。

コミュニケーションは体験を通して上達していくしかないのです。

(一部、心の抵抗が起因となっている場合に、カウンセリング後すぐに向上するということはありますが)

大事なのは体験なのですが、現実世界での体験を通して苦手意識が増しているので、

良いトレーニングとしての体験が必要になります。

 

 

コミュニケーションを体験を通して学ぶ手段を知らない

体験を通してコミュニケーションを学ぼうとしても、皆さん手段を知りません

じゃあ、「どんな風に克服するの?」って聞いたら、どんな回答が浮かぶでしょうか?

ほとんど出てきません。

話し方教室?

こんな古い、使い古された単語しか出てこないのでしょうか?

新しい時代に合った教室はないのでしょうか?


 

インプロという答え、演劇という答え

これが、「インプロ」とか「演劇」という答えが返ってきたらすごいものです。

まさに、コミュニケーションを上達させていく上でうってつけの手段なのですが、

悲しいことに、「コミュニケーションを学ぶには?」

と問いかけたときに、ほとんど浮かんでこないものなのです。

一般的な認識として、インプロや演劇という言葉が返ってくるくらいになれば、

コミュニケーション力が苦手という比率も下がっているのではないでしょうか。

インプロ・演劇がコミュニケーション力の向上に役に立つ 


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