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トランプvsクリントンの大統領選、土壇場でなぜ逆転したか
共和党のトランプvs民主党のクリントン。
投票が間近に迫って、緊迫した空気になってきました。
しかし、女性に対する発言で窮地に追いやられたトランプ、
一時は10ポイント以上の差がついていたのに、支持率が逆転したという調査もあります。
確かに、メール問題でFBIが調査を再開したのですが、クロかシロかどうかもわからない
この問題で、どうして窮地に追いやられたトランプが上回ってしまうのでしょうか?
不透明さを国民はいやがる
それは、ひとえに「不透明さ」の問題です。
トランプの場合は、完全に大統領としての資質を疑う、とんでもない発言が明るみになりましたが、
トランプがそういう人物だというのは「ハッキリ」しましたし、具体的にどんな発言をしたのか「ハッキリ」しています。
それに対して、クリントンの場合は、なにもハッキリしていません。
どんな内容なのか、クロなのかシロなのかわからないわけです。
いかようにも想像できます。こうした不安感・不信感が最近の支持率変化に現れているのです。
政治家のマイナスイメージ
政治家に対するマイナスイメージというのは、「陰でコソコソやっている」ということ。
陰でコソコソ、大きな団体とつるんでいたり、大きな利益をむさぼっていたり、規模が大きいのです。
それに対してトランプのセクハラ発言は、人間的で、矮小なものです。
大統領になる器だと思えなくても、矮小な問題なら、国民の気持ちを逆撫でするほどではありません。
これが税金で女遊びばかりしてたり、ファンが多い世界的な女優にセクハラでもしてたら国民も怒りますけどそうではないのです。
ハッキリさせるというのはとても大事なことです。
政治家はこれまで見えないところで、旨味を吸いすぎました。
清廉潔白さが求められるのですが、概してそんなイメージの政治家は実力不足だと見られてしまい、これまでに破り去ってしまいました。
アメリカの未来はどうなるのでしょうか? そして世界への影響は?
(株式会社ASCEND FEATHER) 2016年11月 3日 00:00