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スティーブ・ジョブズと世界観

スティーブ・ジョブズは子供のように熱中する人でした。

今でいうと、「中二病」といえます。

自分の好きなコンピューターの世界で、「これは世界を変える」と熱狂し、

そのままそれを信じて、情熱を燃やし、行動し、本当に世界を変えたのです。
 

大言壮語も実現が伴えばカリスマに

「世界を変える」「宇宙を凹ませる」

 

という言葉は、大人になって成熟すると、もう発さなくなるものです。

しかし、ジョブズは20代前半で成功を収め、進化を続ける余地が多分にある

コンピューターの開発に没頭し、そのまんまの子供のような情熱と世界観を持ち続けました。

そうした普通では冷めた目で見られような大言壮語も、実現が伴うことで、

ジョブズは神格化されていったのです。
人が子供の時に持っていた、大きな世界観と、変えようというエネルギー。

これは大人になって挫折し、世界観を変えて、大人しく成熟していくものです。

しかし、ジョブズはそのまま突き進みました。
実際、中二病という言葉には、挫折して世界観を変えた人たちが自らを正当化するために使っている節があります。
 

夢見た世界観の一部になれる高揚感

ジョブズがつくったアップル製品を持つということは、そんな挫折の傷を埋めて、

自分も世界を変えた大きな世界観の一部になれるという高揚感があります。

ですから、アップルにハマる人は、自分の人生をクールにしたいという人が多いし、

その他の製品がアップル製品を上回っていても、手を出しません。

手を出すということは、ジョブズがつくりあげた世界観の一部から離れるということですから。
 

中二病が冷めるとき

ジョブズ自身も、そのように自分の世界観を持ち続けたので、

人間的な関係が希薄でしたし、社会との関わりや、法との関わりをうざったく思っていたでしょう。
ジョブズは、そうした理想の世界観を崩すような現実的なことは大嫌いだったと思います。
しかし、CEOとして向き合わないといけなかったので、ストレスは大きかったはずです。

中二病の延長で、本当に世界を変えてしまった、彼の世界観が修正されるのは、

アップルのCEOを退任し、全てを手放し、生と死に向き合い始めたときです。
自分の業績や物質的成功も、死の床を前にすると、なにも意味はなさないことに気づくのです。
スティーブ・ジョブズ最後の手記は、世間で公開され、SNSで広がり、多くの人に衝撃を与えました。

 

それでも幸せな人生

ジョブズのように子供のような心で、自らやりたいことを決め、そこで最高の理想を思い描き、

それらを実現し、享受し、多くの人を巻き込んでいった人生はとても素晴らしいものです。

そのことに関しては、例え臨終を前にして後悔があったとしても、揺るぎないものでしょう。

確かに、大いなる達成感を感じていたことでしょう。

しかし、わたしたちは人と人との関わりの中でしか生きられないわけで、

もう少し、大人としての成熟した部分と、子供心の世界観を共存できれば、なお最高だったでしょう。
そうすれば脱税や、労働者の自殺、内紛、脅迫などの悪しき部分も少なくなったと思います。

 

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