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劇作家流ストーリーテリング⑦~癒やしの語り、「ゆる語り」~
人によって語り方というのは様々な特長があるものです。
今回、あえて「ゆる語り」と名付けたのは、
あいだみつをのような語り口のことです。
癒やし系ですね。
優しく、相手に語りかけるのが特徴で、
平易な言葉で、割と短い文章になります。
ほとんど話し言葉のような形を取るので、スピーチに応用することは可能です。
この、相田みつを流を、地でいっているのが、心理カウンセラーの心屋仁之助という方。
かなりのファンがいて、著書も売れています。
筆でメッセージを書くところも相田みつをそっくりです。
見ていると幾つか特長があります。
①話し言葉。
→「~です」、「~ます」、とかではなく、「~だったんだ」というような呟きのような言葉が多い。
②相手の目線での言葉が大部分。
→言葉の「主語」が、曖昧。
例えば、
「わかってくれると思っていた。
だから、頑張って伝えようとしてた。
でも、それだと、相手は逃げちゃうんだよね。」という感じ。
この語りの絶妙なところは、心屋さんがいっているようであり、読者や聞き手の声を代弁しているようでもあり、
主語がどちらともとれる言い回しなこと。だから、話し手と聞き手の距離が生まれず、すごくメッセージが伝わりやすい。
まったく押しつけがましくないのは、読者や聞き手目線の、まるで心の中の言葉のように感じ取れるからです。
すべてにおいて押しつけがましさを排除しています。
③1割くらい、心に刺さるメッセージを入れている。
→「あぁ」と思わず胸に手を置いて、言葉をかみしめたくなるメッセージをそっと忍ばせる。
ものすごく近い距離で、自分の心の中で言葉が響いてくるようになったら、
スッと心に残るメッセージを伝え、更に心に浸透させます。
心屋さんの語り口は、とてもうまいです。
心の弱い人、ネガティブなセルフトークが多い人には、俄然力を発揮するでしょう。
そうでもない人は、あいだみつをの詩を聞いて、引いたり、クスって笑ってしまう人が多いように、敬遠してしまいます。
万人受けする語り方ではありませんが、
癒やしを求めている人がターゲットになるカウンセラーなどの職業の人には、
参考にしてほしい語り方です。
(株式会社ASCEND FEATHER) 2014年12月 1日 23:52