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あなたの人生を変えるコラム
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劇作家流ストーリーテリング④~静の語り、動の語り 前半~
今回はちょっと深いことをやってみましょう。
「静の語り」「動の語り」です。
まずは、この文章をご覧下さい。
「人生には必ず苦境に陥るときがあります。
そんなときの振る舞い方は大切です。
なぜならその後の人生を左右するからです。
俳優を目指して大阪から上京してきたAくんは、
東京に来て、すぐに苦境に陥りました。
名門の養成所の試験には落ち、
入った劇団ではいじめられ、
お金もほとんどなく、ギリギリの状態でした。
周りの人たちは、みんな彼のことを才能がないと思っていました。
しかし、なにがあっても、前進しようとすることだけは心に決めていました。
そうして、上京から3年後、遂に有名な劇団に入団することができたのです。
みなさんなら苦境に陥ったとき、どんな行動を選択するでしょうか」
なかなか、いい話ですね。
ストーリーテリングとして上々です。
次に、この文章を読んでみてください。
「人生には必ず苦境に陥るときがあります。
みなさんだって、一度や二度はあるでしょう。
私もあります。私は、一度や二度ではありませんがね。
人は、苦境に陥ったとき、人生の神様から試練を受けているといえます。
そのときの振る舞い方によって、人生の神様が微笑むか、そっぽを向くかが決まるのです。
俳優を目指して大阪から上京してきたAくんという人物もまた、
神様からの試練を受けました。
彼は、名門の養成所の試験に落ち、
入った劇団ではいじめられ、
お金もほとんどなく、ギリギリの状態でした。
誰もが、彼は才能がないと思っていました。
しかし、彼は諦めることをしませんでした。
どんな苦境に陥っても、どんなに人生の神様がきつい試練を与えても、
前進しようとすることをやめなかったのです。
その結果どうでしょう。
上京からわずか3年で、有名な劇団に入団することができました。
それだけではありません、2年後には劇団のトップ俳優になりました。
そうなのです。
苦境に陥ったときこそ、前を向くのです。
皆さんももちろんできます。
私たちは、ただ神様の試練を受けているだけなのです。
道はあるのです。
今が、苦境だという方は、どんな行動を取るべきかわかりますね?
そうです。前を向いて、前進する。
それだけです」
どうでしょうか?
全く同じストーリーですが、語り方を変えています。
最初のストーリーテリングは「静の語り」です。
次のストーリーテリングは「動の語り」です。
なにが違うのか?
(株式会社ASCEND FEATHER) 2014年9月25日 01:28
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