カテゴリ
月別 アーカイブ
- 2019年11月 (1)
- 2018年12月 (1)
- 2018年9月 (1)
- 2018年8月 (1)
- 2018年6月 (2)
- 2017年12月 (1)
- 2017年11月 (2)
- 2017年7月 (1)
- 2017年5月 (1)
- 2017年3月 (1)
- 2017年2月 (1)
- 2017年1月 (2)
- 2016年12月 (1)
- 2016年11月 (2)
- 2016年10月 (1)
- 2016年9月 (1)
- 2016年8月 (1)
- 2016年7月 (1)
- 2016年6月 (1)
- 2016年5月 (2)
- 2016年4月 (2)
- 2016年3月 (1)
- 2016年2月 (2)
- 2016年1月 (2)
- 2015年12月 (1)
- 2015年11月 (2)
- 2015年10月 (4)
- 2015年9月 (2)
- 2015年8月 (3)
- 2015年7月 (2)
- 2015年6月 (1)
- 2015年5月 (4)
- 2015年4月 (3)
- 2015年3月 (3)
- 2015年2月 (1)
- 2015年1月 (3)
- 2014年12月 (4)
- 2014年11月 (5)
- 2014年10月 (2)
- 2014年9月 (5)
- 2014年8月 (5)
- 2014年7月 (6)
- 2014年6月 (6)
- 2014年5月 (1)
- 2014年4月 (3)
- 2014年3月 (2)
- 2014年2月 (3)
- 2014年1月 (5)
- 2013年12月 (5)
- 2013年11月 (6)
- 2013年10月 (7)
最近のエントリー
HOME > あなたの人生を変えるコラム > 劇作家流ストーリーテリングの極意③~テーマは一つ~
あなたの人生を変えるコラム
< 英語にせよスピーチにせよ、脳がストレスを越えないといけない | 一覧へ戻る | インプロに度胸はいらない >
劇作家流ストーリーテリングの極意③~テーマは一つ~
スタンフォード大学のティナ・シーリグは、
「人生はストーリーテリングに満ちており、全てのコミュニケーションはストーリーを語るということです。
上手にストーリーを語れるようになることは、非常に重要なことです。
ビジネスの売り込みも、子供に言い聞かせることも、給料を上げてもらうことも。
どれも相手にとって説得力あるストーリーを語ることが必要です」
と、「スタンフォード白熱教室」の中で教えています。
広義の意味で、ストーリーテリングについていっていますが、
プロフェッショナルなストーリーテリングには、技や秘訣があるものです。
ぼくが伝えるのは、日本で唯一の「劇作家流ストーリーテリング」です。
前回は概略を話しただけですが、今回はメッセージについて考えてみます。
よく、戯曲を書き、それが演劇で上演されると、「この舞台のテーマはなんだったんだろう」
という問いかけがされるものです。
ストーリーテリングにもテーマが必要です。
そのテーマは、複数必要ありません。一つの演劇作品でも、一つのテーマだったりします。
ましてや、数分間のスピーチでは、欲張らずにテーマを一つに絞ることが肝心です。
そして、そのテーマに向けて、演劇のごとく、「起承転結」のように構成してラストへ向かっていきます。
構成については、そのときが来れば話します。
テーマがないストーリーテリングもあります。
テーマがないというか、テーマを聴衆に委ねる形です。
劇作家もそうなのですが、テーマを意識しすぎると、作者の色が出すぎて、観客が演劇世界に没頭できず、惹きつけるどころか引かせてしまうということがあります。
つまり、メッセージが独りよがりになりすぎないように調整することが達人の技です。
物語そのものに集中し、あとは聞き手が何でも自由に受け取っていいというスタイルも、良いストーリーテリングの一つです。
まとめると、
- テーマは一つ
- 作者のメッセージ色が独りよがりにならないようにする。
- 聴衆に委ねる形もあり
ということです。

(株式会社ASCEND FEATHER) 2014年9月 3日 22:56